お受験の流れ
1. お受験のスタート
小学校受験を決めたら、まず幼児教室に入れるのか、家庭学習で対策していくのかを決める必要がでてきます。
幼児教室だと大手の教室と個人の教室で金額にもだいぶ開きがありますので、よく考えて選びましょう。
どちらも申し込み時期が遅くなると入会させてもらえない場合がありますので早めの決断が必要となります。
また、家庭学習の場合は市販のテキストを購入するなどして対策を行いましょう。
2. 学校説明会
気になる学校があれば積極的に足を運んでみましょう。
どこの学校にもそれぞれ特色があり魅力的な面が見つかるはずです。
受付で記名し、しっかり参加したという形跡を残しておきましょう。
どれだけ学校に足を運んだかをチェックされている学校もあるようです。
暑い時期に開催されることが多いので、本番用とは別に薄手の紺系スーツを用意しておくと良いでしょう。
3. 運動会や文化祭
運動会や文化祭を一般公開している学校がありますので、見学してみると良いでしょう。
学校の雰囲気もよく分かりますし、願書記入の際に役立つ情報が見つかるかもしれません。
面接時のアピールポイントにもなりえます。
4. 公開授業
学校によってはオープンスクールなどと銘打って、授業を公開する機会を設ける所がありますので、気になる学校があればできるだけ参加するようにしましょう。
普段の生徒たちの様子を見ることができると同時に、校風がお子さんに合っているかどうかを見定めるチャンスにもなります。
もちろん、ここでも願書記入のネタを探すことができます。
5. 志望校選び
通学範囲、学校環境、お子さんとの相性、試験日程を考慮し、志望校を選定しましょう。
都内のご家庭では試験慣れするために他県の学校を最初に受け、その後、本命や併願校の順番で計画すると良いでしょう。
万一のことを考え、滑り止めや二次募集のある学校も視野に入れておきましょう。
6. 志望校対策
これまで広範囲に準備をし、基礎のできているご家庭では各学校に照準を合わせ、過去問などを取り入れていきましょう。
幼児教室の志望校別対策も有効です。
7. 願書購入
無料のところから千円程度のところまで金額には開きがあります。
説明会で配布・販売されたり、直接出向いて購入します。
郵送で資料請求すると付いてくる場合もあります。
書き損じの可能性も考慮して複数購入しておくと安心です。
8. 願書作成
購入したら下書きの準備をしましょう。
詳しくはお受験の準備ページで解説しています。
9. 出願
願書の受理方法は学校により異なります。
受験日が併願校となるべく重ならないよう、よく調べたうえで、出願期間内のいつ発送すべきかを計算のうえ調整する必要があります。
10. 試験本番
電車の遅延などがあるかもしれませんので、早めに到着するよう心がけ、日常会話などでお子さんをリラックスさせてあげましょう。
面接がある場合は願書を再読し一貫性を保つことが大切です。
待ち時間にはお子さんが退屈しないよう折り紙やあやとり、絵本など知育を匂わせるものを持参すると良いでしょう。
服装はお受験の服装・持物ページで解説していますので割愛させていただきます。
11. 合格発表
学校の教育方針にご家庭が合うと判断された場合は、きっと良い結果が待っていることでしょう。
補欠でも決して肩を落とすことはありません。
国立は大きく動くことはありませんが、私立では学校によって、かなりの人数が動きます。
国立の合格発表後の年明け位まではチャンスがあると考えてよいと思います。
結果が残念であったご家庭は二次募集のある学校を探してみてはいかがでしょうか。