どのような子供が合格するのか
小学校受験では必ずしも優秀な子供が合格するとは限りません。
普段はあまりできない子が名門校に合格したなんて話もよく聞きます。
確かにペーパーで100点を取ることができれば、かなり有利になるに違いありませんが、最近では行動観察に主眼を置く学校が増えてきています。
なぜかというと小学校は完成された子供を求めている訳ではないからです。
つまり自分たち教師が学校の教育理念に基づき優秀な子供に育て上げるのが目的であるということです。
そしてそれに理解のある家庭のお子さんに来てほしいと考える訳です。
「100点の取れる子供は入学後に作ることができる」という自信が名門校といわれる小学校の教師にはあるのです。
子供らしく周りと仲良く元気に遊べる子、絵画などを通じ観察力の高い子、大人の話をしっかりと聞ける子、物事に取り組む時に集中できる子など、実は小学校の入試内容を見ると考査を通じてそれらを推し量ろうとする意図が見えてきます。
そういった子供が考査中にキラリと光って先生方には見えるのかもしれません。
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