今からはじめるお受験対策講座

皆様はお子様の小学校受験を考えたことはおありでしょうか? お受験って一体どんなことをするの?という疑問や受かるにはどんな対策をしていけばいいの? といったお受験の世界をお伝えできればと思います。

日常生活3~昔話や童話~

小学校の入試では昔話や童話がよくでてきます。

普段家庭で読み聞かせをしているかというのも家族の繋がりを測る物差しとされます。

「それはやっている」というご家庭も多いのではないでしょうか。

ただ気をつけなくてはならないのが子供の好きな本だけ読んでいても知識はひろがらないということです。

例えば『桃太郎』ばかり読んでいても他の話は覚えませんよね?

好きな本の頻度が増えることは仕方ないと思いますが、読み聞かせる本のバリエーションを増やして子供の知識をひろげてあげましょう。

特に男の子は桃太郎や浦島太郎、女の子はシンデレラやおやゆび姫、このあたりは放っておいても好んで聞くと思いますので、男の子には女の子が好む本、女の子には男の子が好む本というのを読んであげると弱点克服になって良いと思います。

読み終わった後には、その本にどんな登場人物などが出てきたかや、どんなところが面白かったか、一番好きな場面はどこかなどを聞いたり、絵に描かせてみたりすると対話力や画力が鍛えられて良いと思います。

ついでですが、個人的にはポイントとなる絵本は『さるかに合戦』だと思っています。

なぜかというと、他の絵本と比べて若干マイナーであることで敬遠されがちということと、登場人物が比較的多いこと、そして『ウス』がキャラクターとして出てくるからです。

受験を控えた子供は非常に多くのことを記憶しなくてはなりません。

例えば『お正月』と関係のあるものを記憶する時に普段身の回りにない『ウス』と『キネ』の区別が付きづらくなりがちです。

この時『ウス』がキャラクターとして出てくる『さるかに合戦』を読みつけていると間違えずに答えることができるようになります。

そしてどんな絵本が良いかという問題ですが、これも個人的な意見となりますが、『いもとようこ』さんの本が良いと思います。

幼児教室でもおすすめされることが多いのではないでしょうか。

オムニバス形式の絵本集も決して悪いわけではないのですが、子供の興味を引くにはアッサリとしすぎているような気がします。

その点『いもとようこ』さんの本は絵も綺麗ですし、それぞれの話をしっかりと掘り下げて書いてありますので子供も夢中になって聞くと思います。

何より多くの本を読み聞かせてあげるのが一番ですが、今後の絵本選びの際の参考していただければと思います。


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